英国住宅事情②
前回のイギリス住宅事情に引き続き、
住宅の考え方についてもう少し見ていきましょう。
家を買う人たちの内訳を見てみると、日本ではおよそ新築80%、中古住宅20%に対して、
イギリスでは中古住宅の割合が80%にもなります。
日本では、買った家はその人の所有物であり、どのように住もうが持ち主の自由である、というようなスタンスですが
イギリスでは家を買うということは主に「中古住宅に住む居住権を買う」という意味合いになります。
そして建物は次に住む人のために内装などを定期的にメンテナンスする義務があり、その度合いによって家の価値は復活します。
つまり、古ければ古いほど価値の下がる日本の住宅とは真逆で、
古ければ古いほど歴史的価値を高めてゆき、さらには内装の修繕や庭の手入れ具合によっては
新築より高額な 築100年以上の中古住宅なんてざらにあるんです。
古いものを大切に、次に使う人のためにメンテナンスしながら丁寧に住む。
イギリスでは地震の心配がほとんどないためとはいえ、
この考え方は私たち日本人も見習うべき点と言えるでしょう。
余談ですが、TV番組も家に関するものが常に放送されています。
また、日本で言う「インテリアコーディネータ」の職業は
イギリス人女性が「最後になりたい職業」と言われるほど
経験が必要であり、また憧れる職業でもあるのです。
国民全体が「家」や「住まい」に対して関心が高いのが伺えますね。
以上、英国住宅事情でした^^
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