建築家と椅子
建築における巨匠たちが「椅子」をデザインしているのはよく知られていますが、
何故「椅子」なのかと、考えたことはありませんか?
意匠権が切れ、リプロダクトが爆発的に流通しているイームズチェア
モダニズムの建築家たちはデザインはもちろん、
「新素材」に着目して実用性の高い家具を作り出そうとしていました。
アルミニウムや金属の最新加工技術を椅子に応用したのはル・コルビュジェです。
すべてがプラスチックでできた椅子を世界で初めて作ったのはドイツの建築家ヘルムート・ベッツナーでした。
パントン・チェアはヴェルナ・パントンがデザインした代表的作品でプラスチック一体型の椅子です。
独自のフォルム、曲線の美しさはもちろん、スタッキングができるのも大きな評価のポイントとなっています。
発明品とも評されるコルビュジェのLC4シェーズロングは
チャーチ邸のためにデザインされた家具だったとも言われています。
西洋の人々にとって椅子は休む場所であり、食事や読書、仕事など
畳暮らしの日本人が想像するよりも、生活においてずっと重要な役割を果たしてきたのです。
建物と同じ重要なものとして。
建築家たちは自分のデザインした空間にふさわしい椅子を考えることは
もはや当然のことだったのかもしれません。
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建築家と椅子の関係性について、少し理解が深まったでしょうか^^
案外、公共の場所に有名な椅子が使われていたりしますので
探してみてはいかがでしょう?
では。
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