2×4住宅こそリノベーションに適した住まい！
「2×4住宅だからリノベーションを断られた」「2×4住宅だからプランが限定された」、グラデンを訪ねてこられる方からそんなお話をよく聞きます。
一般的に2×4工法で建てられた、いわゆる2×4住宅は、大規模な間取り変更が難しいとされているそうですが、実際は全く違います。
構造を理解し、適切に施工すれば、2×4住宅こそリノベーションに適した住まい。
実際に施工した実例でご紹介していきます。
■キッチンを移動し、洗面＆バスを2階に
16年間暮らし続けた2×4工法の2階建て住宅。
リノベーションを検討するに至った理由は、間取りの使いにくさ。
「特にキッチンの中を通らないと洗面室やバスルームに行けない動線が不満で」
キッチンのすぐ後ろが脱衣室。2人のお子様が年頃になってくると、その思いはいっそう強まったそうです。
■建てた会社でも叶わない大胆な間取り変更を実現
「この家を建てたハウスメーカーにも相談したのですが、できることがすごく限られていて…」
とても頑丈な造りの2×4工法ですが、建物を面で支えているため、壁の移動や撤去が難しいとされています。
グラデンでは撤去していい壁とそうではない壁をきちんと理解し、壁を撤去する場合は、どこをどう補強するか、しっかりと見定めながら施工しています。
知識と経験があるからこそ、2×4住宅でも安心してリノベーションすることが可能です。
ご要望をお伺いすると、
・使いにくい間取りをなんとかしたい
・キッチンの作業スペースと収納を増やしたい
・物置状態になっていた和室を上手に活用したい
こちらをメインにご提案させていただきました。
■生活に合わせた暮らし方
建てられた当時は小さかったお子様も大学生になり生活が一変されたとのこと。
食事の時間もばらばらになり、勉強やバイトで疲れて帰ってくるとお風呂に入ってそのまま寝てしまうことも多くなったそう。
そこで、フロアの使い分けを考え直し、キッチン以外の水場を2階に移す大胆な間取り変更をご提案いたしました。
お風呂と洗面スペースを寝室と同じ2階に移すことで、就寝前にゆっくりとリラックスができ、朝風呂やお出掛け前の身支度も寝室から近いことでストレスなく可能となりました。
お風呂の階上への移設は実は難しく、木造では建てるときに考えられていなければほぼ不可能。
このプランは2×4住宅だからこそ実現しました。
■収納場所の集約化
物置状態となっていたという和室スペースはキッチン、ダイニングから続けてリビングスペースに。
部屋側に向いていた収納を廊下側に向けることによって、動線上に収納でき、部屋内に荷物を持ち込むことなく収納が可能となりました。
「収納場所を増やす」ではなく、「収納場所を集約する」を意識することで、在庫の管理がしやすくなり使い勝手が向上します。
2階の紹介は次回の記事にて
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また、間取り変更が難しいとされる2×4（ツーバイフォー）の施工実績やモールディングを使ったデザインリフォーム・リノベーションもたくさんございます。
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