直下率について
今年の春に熊本地震がありました。
それまでは本震の後に余震があり、余震の震度が本震を超えることは想定されていませんでした。
ところがこの熊本地震ではそれが覆されたのです。
M6級の余震があった28時間後、M7級の本震が直撃。
震度5程度には耐えれるはずの建物が想定外の地震に次々と倒壊。
1981年以降の「新耐震」も阪神・淡路大震災など、大きな地震がある度に改正されていきました。
ここからは私が先日テレビで見た内容をざっくりと説明します^^;
そして今回の熊本地震を経て、耐震基準の中でも「直下率」が注目されています。
イラストをご覧ください。
これはどういうことかお分かりでしょうか。
1階と2階の柱や壁の位置が同じ場所であるかどうか。
これで家の強度が大きく左右されるのです。
私たちは戸建てリノベーションの際、1階のみのリノベーションでも必ず2階の図面も見せてもらいます。
そこで柱の位置を確認し整合性を高め、強度を落とさないように間取りを決めていくんですね。
世界各国で相次ぐ地震。
自然災害にどのように向き合っていくか、私たちができることは何なのか、とても考えさせられます。
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GLADDEN